肩こり解消 血行が原因の肩こり

血行・リンパの流れが原因の肩こり解消方法5選

体が健康であるためには、健康な血液が身体の隅々まで滞りなく流れることがとても大事。これさえ叶えば、朝起きた時のからだのこわばりや、凝りが緩和され、動かしづらくなっていた関節がスムーズに動きやすくなります。

トイレでおしりを拭くとき、体をひねる動作が錆びついたロボットのようになったり、歩いている時に股関節の幅が狭くなったり。顔を左右に向ける角度が狭くなったり、中腰でテーブルを拭く動作で腰に不安があったり。夏場はいいけど、寒い季節になり気温が下がると不調を感じるなど。

思い当たる節があるあなたは、全身の血行が悪くなっている証拠です。そのうち、動脈硬化が始まり、悪循環によって加速度的に全身に不調が出てくることでしょう。

では、それを防ぐにはどうしたらいいのか? あるいは、ちょっと始まってしまった動脈硬化を少しでも良くすることはできないのか?

それが、叶うとしたら。 ちょっと試してみたくありませんか?

リンパの流れと血行の関係

前述では、血行だけのことを言いましたが、これには理由があります。

リンパの流れを良くするということは耳にしたことがあるのではないかと思います。リンパの流れが悪いと、老廃物が溜まるのでなんか良くないらしい、という認識は一般に広く知られてきていますね。

でも、いくらリンパを流してもすぐに浮腫む、という経験をした方いらっしゃいませんか?そう、実はリンパの流れが悪いというのは、結果であって原因ではないのです。

リンパの流れを悪くする原因は、血流が悪いこと。もしくは腎臓疲労や腎臓の冷え。これが先立つのです。病気で体内に炎症を抱えている場合などはまた別ですが、健康体であるにも関わらず、むくみがひどい人、疲れが取れにくい人、年々体がこわばっていく人。この記事は、そんなあなたの為のお話です。

血行改善する方法

1998年に「一酸化窒素が血管弛緩など細胞情報伝達に関連する物質である」ことを証明した3人の研究者にノーベル賞が贈られました。

一酸化窒素は血行を良くし、血管をやわらかくする働きがあり、血管の中で血栓の発生を防ぐといわれています。

この「一酸化窒素を体内で発生させる」ことが血行が悪くなってしまった人の改善方法の一つ。さらにそのためにできることは2つです。

有酸素運動、②一酸化窒素の発生を助ける物を摂取する。

1、運動で血行改善

運動しないといけないとわかってるんですけど・・・という方多いんですが、定期的に運動をすることによって体内での一酸化窒素発生を促し、血管を柔らかくして血栓を予防、血行の良い状態を保つ。これが「運動が体にいい」ことのメリットの1つです。ただ、そのためには心拍数が上がる程度の有酸素運動を20分以上継続して行わなければなりません。ウォーキングでもいいですが、ダラダラと歩くよりも軽く息が上がるくらいの速度で行ったほうがいいでしょう。

朝10分、夜10分に分けてしまってはあまり意味がありませんし、継続することが大事。さらに、元々運動の習慣がある方はいいとして、この記事を読んでいるみなさまはすでに「血管の老化が進んでいる」もしくは「血行不良」である可能性が高いですから、改善を求めてスタートダッシュをかけるために頻度を多めに行う必要があるでしょう。

そうなると、できれば朝、晩を1〜3週間。その後1日1回を3週間。その後自分の身体と相談しながら、1日1回を1日おきや2日おき程度に頻度を減らすとしても、全体で3ヶ月は継続した方がいいでしょう。その後もなるべく習慣化して運動をしていく必要があるかと思います。(回数や頻度については個体差がありますので、無理のない範囲で。自分の体の変化を記録を取りながら実行しましょう。※個体差は1〜20倍の差があると言われていますし、スタート時点の体調も人それぞれです)

「運動が大事なのはわかってはいるけど・・・でも続けられない。そもそも運動嫌いだし。忙しくてそんな時間取れないし。」というそこのあなた。わかりますよ・・・私も運動は好きじゃないので(汗

そんな運動が苦手な方に朗報なのが、「サプリメントで血行を良くする」ことです。

2、サプリメントで血行改善

一酸化窒素(NO)は、加齢に伴って体内で生成される量が減少してしまいます。このことが、健康維持、アンチエイジングに大切な「血行」を悪くしてしまう原因の1つと言えるでしょう。

この、一酸化窒素と循環器系の関係について1988にノーベル賞を受賞したイグナロ博士の研究を皮切りに、一酸化窒素の健康への重要性が認識され始めました。これさえ飲んでいれば、あとは不摂生してもいいというわけではありませんが、血行が良いことは健康に対してもアンチエイジングに対しても、美容に対しても一番の根幹になる重要なポイントなので、これはもう一生のパートナーと言っても過言ではないでしょう。

NOは血管の健康を維持する重要な物質ですので、そのレベルを維持することは、健康でより良い人生を送るためには重要です。健康でより良い人生というのは、例えば心臓発作を起こさない、癌に罹患しない、アルツハイマーにもならないといったことが基本になりますから、高齢者ほど体内のNOレベルを高める生活を意識していただくことが大事

https://citrulline.jp/supple/interview-ignaro/ignarro04.html#_ga=2.107599682.1979694941.1660880333-510402856.1660880333

サプリメントで血行を良くしようとしたときに必要なのは、「一酸化窒素の生成を促す成分を摂取する」こと。 簡単に説明すると、一酸化窒素は体内で少量生成されるL-アルギニンやL-シトルリンから生成される。これが一酸化窒素合成サイクル。

  • L-アルギニンから直接一酸化窒素になる
  • L-シトルリンからアルギノコハク酸になり、そこからL-アルギニン、最終的に一酸化窒素になる
  • 野菜に含まれる硝酸塩は唾液に含まれる酵素で一酸化窒素になる

※L-アルギニンやL-シトルリンは体内ではごく少量しか生成されないために、食物から摂取しなければならない準必須アミノ酸。

これだけ見ると、L-アルギニンだけを摂取すればすぐに一酸化窒素になるからいいのかなと思われるかもしれませんが、実はL-シトルリンは血球の血管壁への接着阻害、血管の肥厚抑制など、動脈硬化の緩和に重要なはたらきをします。また、臨床実験で”「L-アルギニン単体で摂取」するよりも「L-アルギニンとL-シトルリンを同時に摂取」したグループや「L-アルギニン、L-シトルリン、抗酸化物質を同時に摂取」したグループの方が動脈硬化の改善が見られた”という結果も得られているようです。この「動脈硬化の改善が見られた」というのはすごいですよね!
また、野菜に含まれる硝酸塩は、人間の体に入ると硝酸イオンとなり、口の中の細菌によって一酸化窒素(NO)に変換されます。

硝酸塩が含まれる野菜はたくさんあり、身近なところではほうれん草などもその中に入るのですが、近年注目を浴びているのが”ビーツ”です。まだなじみのない方も多いかもしれませんが、最近はその豊富な栄養素と硝酸塩がたくさん含まれるということから、運動後のケアの一環として生活に取り入れている方も増えてきています。

ビーツにはオリゴ糖が含まれていて、取りすぎるとお腹が緩くなってしまいます。オリゴ糖が苦手な方やダイエット中の方は発酵させて糖分がなくなったビーツパウダーを選んで利用されてみてはいかがでしょうか。発酵ビーツは糖分が抜けるだけでなく、消化吸収もしやすくなるという話もありますので、価格帯効果を求める方は発酵ビーツがおすすめ。ビーツは人によって、尿が赤くなることがあるようですが、ビーツの色素が出ているだけなのでご心配なく。心配なら、摂取するのをやめてみていただいて、色が元に戻れば原因はビーツの色、というふうに確認していただけると思います。

ちなみに、血行が悪くなってしまっている方は内臓も疲労が溜まりがちだと思われますので、「食物をそのまま調理して食べる」よりも、「スムージーやジュース」にしたり「サプリメント」を選ぶなど、体が消化吸収しやすいものを利用するといいでしょう。

血管のアンチエイジングができて、肩こりもなくなる。なんて素敵!

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3、”ストレス冷え”を解消して血行を良くする

”ストレス冷え”という言葉が出てくるくらい、ストレスが血行に与える悪影響はとても大きいのです。

ストレスが長期化することで動脈が収縮し続けることで、拡張しにくくなり、血管が硬くなってしまい、血行不良に陥ってしまう。このパターンの方でも、前述した「①運動②サプリメント」で硬くなってしまった血管を柔らかくし、血行改善することは可能です。

ただし、繰り返してしまう。なぜなら、その原因がストレスによる血管への影響だから。

ということで、ストレスから血行不良になってしまっている方はこちらも並行した方がいいですよ、というお話。

でも「現代はストレス社会だ」なんて言われるにも関わらず、「ストレス」という事に無自覚な方がすごく多い。皆さんの中にある「ストレス」って、鬱になるくらいに思い悩むこと、だと思っていませんか?

実はそうではないんです。環境の変化、眼から入る刺激の強さ、音、振動、匂い・・・それら全てが、あなたの体のストレスになり得るのです。そう考えると、血行不良な方はもれなく↓こちら↓も試した方がいいかもしれないですね。

4、”内臓冷え”を解消してリンパの流れを良くする

冷たい飲み物、好きですか?

アイスクリーム、好きですか?

冷たい飲み物も、アイスクリームも大変おいしい。美味しいけれど・・・体にいいものですら取りすぎは良くないのに、体を冷やすものを取りすぎると・・・良くないことはお分かりになるかと思います。

冷やされた場所は、血管が収縮し、血行が悪くなります。そして人間は恒温動物ですから、内臓が元気に働くためには37度前後の深部体温が必要。もちろん、熱中症になりそうな時は深部体温が熱くなりすぎないように冷やさなければいけませんが、必要以上に冷やすと血行が悪くなり、腎臓の機能が落ちることでリンパの流れが悪くなり、疲労物質や老廃物が体から排出されにくくなり、結果的に疲れやすく回復しにくい体になってしまう。

あなたも冷たい飲み物、食べ物が好きなら・・・可能性あるかも?

5、骨格の歪みからくる血行不良とは

骨格が歪むことでなる血行不良とは・・・関節周りが圧迫されること。そして関節が太くなること。例えば、手首とか。足首とか。

関節は伸縮しない「靭帯」で関節の骨が詰まらないようにある程度固定されているわけですが、例えば使い込んだ皮が柔軟になって、ちょっと伸びたり。お気に入りでハードユースしてた服がよれよれに伸びたり。そんな経験ありませんか?さらに、女性はホルモンの関係で靭帯がゆるくなる時期とかがある。そういう人体が緩くなってしまった時に、思い切り体重をかけたり、急に落ちてきたものを手で防いだり。転んだ時に手をついたり。または手指の筋肉が縮んで凝り固まったりした時、手首の関節が詰まってしまい、その場所を通る血管や神経の促通を妨げてしまうことがあります。そうなると、その腕全体への血流が悪くなるんです。そのまま年月が経ち、どんどん悪化すると手の痺れにつながったり、手根管症候群になりやすくなり、果ては手術なんてことに。

そうならないよう、骨格が原因で血流が悪くなることを予防してあげましょう!

注意事項

心臓血管系の不調で病院にお世話になっておられる方は、すでに血管にかなり負担がかかっている状態かと思います。特に常用しているお薬のある方は、担当の医師の先生にご相談になってください。特に血栓などお持ちの方が急激に血流が良くなり、血栓がどこかに飛んでしまうという危険性もゼロではないと思います。また、重度の低血圧の方も、血管が拡張されることでさらに血圧が下がる可能性もありますので、ご自分の身体と相談しながら、かかりつけの病院がある場合はそちらに相談しつつお試しになるのがよろしいでしょう。

※当ブログは個人の体験を元に、「疾患のない状態」で体調を改善していくための知識を共有させていただいております。疾患をお持ちの方は医師の先生にご相談され、ご自分の体調を十分に考慮して行動してください。こちらでご紹介しているのはあくまで「食品」です。

参考文献

名古屋大学教授の林登志雄先生の論文はコチラ↓↓

https://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2015/01/86-03-08.pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/155/2/155_19148/_pdf

林先生とイグナロ博士(米国UCLA教授、1988に循環器系における一酸化窒素に関する発見でノーベル賞受賞)の対談↓↓

https://citrulline.jp/supple/interview-ignaro/ignarro03.html#_ga=2.135969649.1979694941.1660880333-510402856.1660880333

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