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30代から減少する、一酸化窒素(NO)とは?

健康のために、不調の改善を期待できるサプリメントというと、元々人間の体内で産生されていたが、ストレスフルな生活や食生活、加齢などによってその産生量が減ってしまうものが主になります。

体の健康を維持するために体内で作られているが、減ってしまった産生量を補うことで、不調の回復を感じやすいサプリメントと出会う事ができます。

ここで、どんな人でも産生量が減ってしまう因子の1つとして加齢によるものがあるわけですが、猫田が肩こりにお困りの皆様に今、最も注目してもらいたい成分があります。

その1つが「一酸化窒素(NO)」です。

一酸化窒素(NO)は気体ですが、私たちの血管内皮は、もともと血管を広げるために自らNO(一酸化窒素)を出す機能があります。しかし内皮機能が衰えてくるとその力が少なくなり、NOが産生される量が減り、血中のNOの量が減り、動脈硬化へと繋がっていくのです。

ですので、30代を超えて、若い頃との違いを感じ始めたら、まず試すこと。それは、一酸化窒素(NO)の産生を助けるサプリメントを摂取する事です。あるいは、運動をする。両立できれば最高です!

一酸化窒素(NO)の働き

  • 動脈の平滑筋を柔らかくし、拡張させる(高圧作用、動脈硬化の予防と改善、血管拡張、血流促進、むくみ予防、集中力UP)
  • アンモニア除去を助ける(デトックス)
  • 乳酸の消費を促進(スポーツのパフォーマンスアップ、疲労回復)
  • 血管の肥厚抑制、血球が血管壁に接着するのを阻害する(動脈硬化予防)
  • 抗酸化作用(体内の活性酸素無害化)
  • メタボリックシンドロームが関係する生活習慣病予防(血液と血管に関連する疾患に)
  • 血行促進、血圧が調整され、リラックスしやすい体が作られ、慢性疲労解消にも役立つ(肩こり、腰痛、冷え性、疲労回復)
  • 30代から一気に体内での酸性が減少する

一酸化窒素の産生量を増やすためにできる4つのこと

  1. L-アルギニン(準必須アミノ酸)を摂取する
  • L-アルギニンは、脳下垂体に作用し、成長ホルモンの分泌を促進し、タンパク質合成を促す
  • L-アルギニンは、オルニチン(尿素)回路に関わりアンモニアの解毒を助ける(この時、一部アルギニンからNO発生)
  • L-アルギニンは、NO産生を通して、免疫細胞、ウイルスや病原菌などの外敵を攻撃する力を強める
  1. L-シトルリン(準必須アミノ酸)を摂取する
  • L-アルギニンだけでなく、L-シトルリンもNO産生サイクルに含まれている(L-シトルリンとL-アルギニンはNO産生までの作用時間が異なりますので、両方一緒に摂取することが望ましいと言われています)
  • L-シトルリンは、ウリ科植物に多く含まれるといわれ、1930年に日本でスイカから発見された
  • L-シトルリンは、保湿、美白効果、コラーゲン保護、紫外線からの保護作用もあるためアンチエイジングのためや化粧品にも使われているコラーゲン保護がありますから、実は美容だけでなく、年齢と共に気になってくる膝や股関節など、関節の保護にも良いのです。
  1. 硝酸塩(NO3を摂取する ※過剰摂取注意
  • 硝酸塩は、NOが2回酸化された成分のこと。(アルギニンから産生されたNOが経て亜硝酸塩,硝酸塩へと酸化される)
  • 野菜に硝酸塩の形で存在している。硝酸塩の多い野菜を摂取することで、吸収された硝酸塩が体内で還元されNOとなり血管拡張や生体防御反応などに利用される
  • 各種NO合成酵素(NOS)の研究が統合され,血管平滑筋の弛緩メカニズムの概要が明らかになった
  • 硝酸塩(亜硝酸塩)にも,血管拡張や生体防御反応のような「益」と,がん誘発のような「害」の二面性が見られるため、サプリメントの利用や,高濃度硝酸塩を含んだ飲料水の常用による硝酸塩の過剰摂取は気をつけること。気になる方は新鮮な野菜で摂取することで2面性のバランスが取れるため、「益」の利益を最大化することができるだろう

(参照:野菜に含まれる硝酸塩は毒か薬か?還元的NO合成経路の研究小史

  1. 運動する

ここまできて運動かー(がっくり)と思われましたか? でも、仕方ないのです。こればっかりは紹介しないわけにいきません。

1回で20分以上の有酸素運動を週に2〜3回を目安に行う。すると、何もしない時に比べて、血中一酸化窒素レベルが10倍に高まる。

どうですか?週に40分〜60分、心拍数が上がるほどの運動を行う。基本無料。やるしかないのです・・・

一酸化窒素を有効活用するためにできる3つのこと

  1. 摂取する時間帯を考える

L-アルギニン、L-シトルリン摂取後は、30分程で血中一酸化窒素レベルが高まり、1時間程で血管の拡張が現れ、2時間後に血中一酸化窒素レベルが半減、4時間後は摂取前と同じ程度の血中一酸化窒素濃度になるということです。

では、24時間シトルリンが働けるように4時間ごとに飲めば良いかというと、そうではありません。動脈は平滑筋という筋肉でできていて、血管が収縮したり拡張したりして、血液の循環を助けているわけですから。ずっと血管が拡張されっぱなしだと、それはそれで問題があるわけです。

そして、成長ホルモンの作用を助けることから考えても、まず22時〜2時の間にはとりたい。そして、仕事中はストレスが多かったり、座りっぱなしで仕事をしなければならなかったり、脳への血流をあげて集中力を高めたいところなので、日中もとりたい。1日1回の方がいいか、2回の方がいいか。2回であれば1回量を2回摂取した方がいいか、1回量を分割してとる方がいいか。

いろんなパターンを試してみた結果、筆者の生活においては、就寝前、22時〜23時の間、昼食後12時〜1時ごろ、1回の分量を2回に分けて摂取するという方法が今のところ最善だと思っています。これは個人差や生活内容、運動内容などにもよりますので、あくまで参考程度にとどめていただきたいと思います。

昼食後は内臓に血液が集中し、消化吸収する時間が必要ですので、食後すぐに、というよりは午後の仕事が始まる直前に飲むようにしています。例えば、昼食が12時で、13時前後にL-アルギニン、L-シトルリンを飲むと、血管が拡張し始めるのが14時ごろで食後2時間になりますので、消化吸収に問題はないでしょう。という目論見。(筆者の昼食はいつも消化に時間のかからない炭水化物中心なので。お昼にお肉など、ガッツリ食べたい方は逆に朝食後や夕方に摂取するようにしてあげるといいのではないでしょうか。)数回、食事の消化吸収時間と被っても問題ないかもしれませんが、それを数ヶ月、数年単位でずっと続けると、問題が出る可能性がありますからね。

例えば、筋肉増強のためにスポーツをされている方はまた違った見方が必要ですが、健康維持のために運動をされているのであれば、上記のように、1日2回に分けて、夜と日中に摂取することで、筋肉の中に乳酸が溜まりやすいことはありませんし、(むしろ20分以上の有酸素運動によって血中一酸化窒素レベルが高まっているので、成長ホルモンの分泌が高まる22時前後に1回とそのちょうど12時間後くらいに1回でちょうど良いかと思います)

  1. 抗酸化物質を一緒に摂る

一酸化窒素(NO)は、体内の活性酸素を無害化するために消費されてしまいますので、一緒に抗酸化物質を摂取し、一酸化窒素が活性酸素対策以外のところへ作用することを手助けしてあげると良いでしょう。

抗酸化物質とは、いわゆるACE(エース)と言われるビタミンA(カテキン)、ビタミンC、ビタミンEを一緒に摂ってあげるといいですね。ビタミンAとEは脂溶性、ビタミンCは水溶性。なので、一緒に取ろうと思うとサプリメントが手っ取り早いですが、普段のお食事でこういった抗酸化物質をバランスよく摂ることを心がけるだけでも違ってくるでしょうし、逆に酸化してしまったものを摂取しないように心がける、というのも抗酸化物質が効率よく体内で使われるために気を付けるポイントとなるでしょう。

  1. ナイアシンを一緒に摂取する
  • ナイアシンは、水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種。ビタミンB3とも言われる。
  • ナイアシンはエネルギー代謝に関わり、数百種類の酵素の働きをサポートするといわれています。飲酒により失われやすい栄養素。
  • ナイアシンが欠乏すると、ペラグラになると皮膚炎、下痢、精神神経症状などを引き起こす恐れがある。
  • 耐容上限量(過剰摂取による健康障害をおこすことのない最大限の量)は、18~29歳男性では300㎎NE、30~64歳男性では350㎎NE、65歳以上で300㎎NEです。18歳以上の女性では、250㎎NEと設定されています。
  • ナイアシンは、ナイアシンフラッシュと言って、ナイアシンの持つ血管拡張作用が働き、肌が赤くなったり、痒みが出たりする事があります。反応する量が人によって全く異なるので、自分で体調をみながら調整できる方で、L-アルギニンとL-シトルリンで3ヶ月続けてみて、まだもの足りない方は挑戦してみてもいいかもしれませんね。ナイアシンをサプリメントで摂取するのは上級者向けだと思っていただいたらいいかと思います。ナイアシンフラッシュが出ない微量を含有したL-シトルリンサプリメントもありますので、L-シトルリンサプリメントを選ぶ時のポイントとして覚えておいていただけるといいかと思います。

まとめ

いかがでしたか?

現代人は昔に比べて、見た目が若々しく見えるので、30代から血管が老化し始めるなんて衝撃だったかもしれません。むしろ最近では10代20代の若者でさえ、心臓血管系の疾患にかかる方がいらっしゃるというのだから驚きです。

けれど、L-シトルリンL-アルギニンの準必須アミノ酸を積極的に摂取すること、週に2〜3回の運動を意識した生活で血管の老化に立ち向かうことができます。ぜひ、今日から血管の健康を意識した生活に切り替えてみてくださいね!

5年後10年後の健康は、あなたの今の生活にかかっています。

L-シトルリンは、心臓血管系の医師の先生でも、治療薬と共におすすめされる方がおられるくらいなので、是非体の中から健康になるために積極的に取り入れていきたいですね!

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